保育士だって人間!保育士が抱えるストレスの内容と対策法
保育士は、受け持った園児の笑顔が見れたり成長を感じられたりなど、とてもやりがいのある仕事ですが、ストレスも多い仕事だといわれています。
保育士が抱えるストレスにはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、保育士が抱えるストレスの内容と対処法についてお伝えしたいと思います。
保育士が抱えるストレスの内容
保育士が抱えるストレスの内容ですが、具体的には以下のようなものがあります。
園児の命を預かる責任
園児を安全に保育することは、保育士さんにとって最も神経をすり減らすことでしょう。
園児をお散歩へ連れて行く場合、おしゃべりに夢中になったり周りのものに気を取られて列を乱されると、園児を危険にさらすことになるので大変です。
園内で遊んでいる時も、いつどこで転んで怪我をするかもわからないので、常に気を配って監視の目を光らせておく必要があります。
人間関係が面倒
最近では男性の保育士も増えてきていますが、まだまだ女性が圧倒的に多い職場です。そのため、女性特有の人間関係に悩まされることがあります。
陰口を言われる、派閥争いがある、園長や上司への過剰な気遣い、先輩からの陰湿なイジメやパワハラなど、ドロドロした人間関係になっている園もないとは言えません。
保護者対応に苦労する
保育士として避けられないのが園児の保護者対応です。年々、保護者からのクレームや要求はエスカレートしているといわれ、中には理不尽なものもあります。
一例としては、「なぜうちの子は主役じゃないの」「絵が下手なのは保育士の教えが下手だから」「蚊に刺されないようにしてくれ」「必ず●●ちゃんと同じクラスにしてくれ」など。
このようなクレームや理不尽な要求には当然応えられませんが、対応を間違えるとトラブルになりかねないので気を遣う部分です。
多忙で勤務時間が長い
保育士は園児のお世話だけが仕事ではなく、園児ひとりひとりの連絡帳に目を通して保護者へメッセージを書いたり、日誌をつけたりもします。
園によっては園児たちが帰った後も、おたよりの作成や行事の準備に装飾品の作成など、残業や持ち帰って対応することが当たり前になっているケースもあります。
最近では早朝・夜間・週末にも保育を行う施設も増えており、勤務時間の長さがストレスになると耳にします。
保育士が気持ちよく保育するためのストレス対策法
ストレスを抱えたまま保育士を続けることは、自分にとっても園児にとっても良いことではありません。
ここではストレス対策法についてお伝えします。
運動したり声を出す
適度に体を動かしたり、歌うなど声を出すことはストレスの軽減に繋がります。
保育士の場合、その業務の特性を活かして日々の保育で園児と一緒に歌うと子どもたちは楽しく、自身はストレス発散になり一石二鳥です。
運動についても、わざわざ自宅やジムなどを利用しなくても園児たちと活動的に過ごすことで体を動かすことができそうです。
ストレスを発散するために元気にはつらつと過ごすことで、園児や保護者から明るい先生だという印象が付き、好かれることにも繋がりますね。
悩んだら誰かに相談する
悩みはひとりで抱え込まずに、身内の人や友人・知人など誰かに相談するようにしましょう。
人に話すだけでも気持ちが楽になり、ストレスから解放されることがあります。
また、人に相談することで、違う視点からの考えやアドバイスが聞けることで、抱えている悩みを解決できることがあるかもしれません。
一緒に働く同僚との関係性が良好なら、お互いに話をしたり聞いたりすることで大変さを分かち合えてリフレッシュになるでしょう。
園内の人間関係で悩んでいる場合は、他の保育園で働く保育士さんや、全く違う仕事をしている友人など、自分の職場以外に話ができる人を持っておくことで愚痴や辛さを吐き出しやすくなります。
大学や専門学校を出た方であれば、かつての先輩や友達に連絡をしてみるのも良いですね。
そのまま近況の報告や遊びの予定が立てられたりと、状況が楽しい方に進んでいくことも期待できます。
懐かしい友達と遊ぶとそれだけでストレスを忘れられそうですよね。
友達があなたと同じように保育士をしているなら、同業だからこそ話せる話題で具体的に理解しあい盛り上がれそうです。
しっかり休む
ストレスをためた状態は、心も体も疲れています。このような状態では最高のパフォーマンスで仕事をすることは困難です。
このようなときは、ストレスを発散させて心身ともにリフレッシュさせるために、思い切ってしっかり休むことが大切です。
責任感が強い人ほど「自分が休むと周りの人に迷惑をかけてしまう」と考えて、十分な休養を取らないまま仕事を続けてしまい、ストレスから鬱になることもあります。
休んでいる間は、たしかに周りの人にしわ寄せが行き迷惑をかけるかもしれませんが、自分が良好な状態で仕事ができないことも迷惑をかけることになるので、しっかり休むようにしましょう。
ただ自宅でぼーっと過ごすのも一つではありますが、スーパー銭湯やサウナに行ったりマッサージに行ったりと、積極的にリフレッシュするようにすると有意義な休息をとることができますよ。
美味しいものを食べる
体が疲れていると心も疲弊してくるものです。
食べ過ぎはいけませんが、好きな料理や見た目のいいもの、流行りのものなど、美味しいものを食べると心と体に元気が戻ってきますよ。
インスタグラムなどのSNSを活用すると、自宅の近所やよく行く街の美味しいグルメやおしゃれなグルメをたくさん見つけることができます。
仲のいい友人と一緒に食べることでよりメンタルの回復効果が期待できそうですね。
猫カフェ・犬カフェに行く
アニマルセラピーという言葉をご存じでしょうか。
動物に触れあうことで心が落ち着いたり、癒されたりした経験があるかもしれません。
動物には人を癒す力があるといわれており、アニマルセラピーという言葉で知られています。
アニマルセラピーの訓練を受けた動物でなくとも、猫カフェや犬カフェといった場所の動物に触れあうことでも癒しの効果があります。
動物好きであればおすすめのリフレッシュ方法です。
ペットを飼っている方ならご自身のペットと触れ合うことで日々の疲れを忘れ、ストレスを軽減することができますね。
好きなことをする
休日など自分が自由に使える時間のときには、自分がやりたいことや好きなことを思いっきりやるのがいいですね。
ストレスを感じたり、ため込んだりしている状態は、少なからず我慢をしているはずです。そこから自分を解放するためにも、自分が心地よくなることをしましょう。
趣味があるなら趣味に没頭するのもよいですし、カラオケが好きなら思いっきり大きな声で歌うのもよいでしょう。
働き方を変える
保育園を変えることなく少しでも働きやすくするために、勤務時間を見直すなど働き方を変えることも手です。
このままフルタイムで働き続けるのはしんどく疲れるのであれば、パートにしてもらうなどの相談を保育園にしてみましょう。
人手が足りていない状況だと相談しにくいかもしれませんが、断って辞められることを考えれば前向きに考えてくれるかもしれません。
勤務時間が見直されれば、体力的にも精神的にも、今よりはストレスが軽減されることに繋がるでしょう。
まとめ
今回は保育士が抱えるストレスの内容と対策法についてご紹介しました。
保育士が抱えるストレスの内容を見ると辞めたいと考える保育士が少なくないことは想像できると思いますが、その一方でイキイキと長く働いている保育士さんもたくさんいます。
自分に合った園を見つけることが、保育士を長く続けられるコツのひとつです。
どんなに心がけを変えても、どれだけ頑張っても、保育園ではうまくいかず保育士として自信が無いと思っているなら、その保育園があなたに合っていないだけなのかもしれません。
保育士としてストレスを抱えて悩んでいる時は、自分に合った保育園を探してみる良いきっかけかもしませんね。
保育士さん募集中!
社会福祉法人来夢では保育士さんを募集しています。
来夢では、保育士さんがずっと楽しく保育士さんであれるために、働きやすさNo.1を目指し、ユニークで充実した手当が沢山あります。
胸を張って「この園は良いよ!」と言える内容がたくさんあるのが自慢です。
実際、長く続けて働いている人が多いのも特徴です。
数ある手当の中から一例を紹介します。
例えば「誕生日休暇」。
誕生日を園としてお祝いする意味を込めて、誕生日休暇を取得していただけます。
大切な誕生日を大切な人と過ごしていただけますよ。
他にも「One Week Off」という制度があります。
入職5年目より、1週間(最大9日間)の連休取得が可能です。
今年は3名の先輩がこの制度を利用しました!
当然、休日出勤・残業はほとんどありません。
(休日出勤0日、残業月5時間/2017年実績)
土曜日の出勤は基本的に月1回です。休憩時間はちゃんと取れます(当たり前ですが…)
その他にもまだまだ伝えたいことがたくさんあります。
少しでもご興味が湧きましたらぜひ一度お問い合わせください。
▼来夢の制度について詳細は下記から
▼募集要項・お問い合わせは下記から